クリニックの集患は、ホームページを公開するだけで完結するものではありません。ホームページを軸にしながら、患者さんが情報を探す場所に合わせて手段を組み合わせることが重要です。
患者さんがクリニックを探す際、最も多いのは「地域名+診療科目」での検索です。この検索結果で目に入るのは、Googleマップの情報とホームページの2つです。まずはこの2つを整えることが、集患施策の土台になります。
ホームページで診療内容や院内の様子を伝え、Googleビジネスプロフィールで診療時間やアクセス、口コミへの対応を整えることで、来院前の不安を減らせます。
土台が整ったうえで、より多くの患者さんに知ってもらうための手段がSNSと広告です。SNSは診療方針や院内の雰囲気を継続的に伝えるのに向いており、広告は開院直後など短期間で認知を広げたい場面に向いています。
どちらも運用に手間がかかるため、院内で継続できる範囲を見極めたうえで取り組むことをおすすめします。
集患施策は種類が多く、すべてに取り組むことは現実的ではありません。自院の患者さんがどの年代で、どの経路で来院しているのかを把握したうえで、優先度を決めてください。ホームページのアクセス解析や、受付での問診票に「当院を知ったきっかけ」の項目を設けることで、判断材料を集められます。
チラシ配布はコストを抑えて集患が開始できる一方で、特定の地域にむけた情報発信となり、捨てられてしまうリスクも高いため、効率良く集患ができないというデメリットもあります。
ブログは無料で始められ、院長やスタッフ自身が情報を発信するため、他のクリニックと差別化が図りやすい集患方法です。一方で、SEO施策や患者さんの必要としている内容を見極める必要が生まれます。
YouTube動画は言葉や写真だけでは伝わりにくい雰囲気を、動画に乗せることで伝えられるのが大きな利点です。一方で、YouTube動画の投稿を始めるためには、動画やサムネイルの編集技術が必要となります。また、すぐに集患に繋がるとは限りません。
看板は反復して情報を発信でき、道案内としても利用することができます。しかしながら、コストが高いために継続して広告を打つことが難しく、載せられる情報にも限りが出てしまうのが難点です。
SNSは無料で手軽に始めることができ、認知度を上げるのに適しているツールです。一方で、発信内容を吟味しないと炎上に繋がることもあります。また、認知度は上がったものの集患に繋がらないというケースも見られます。
医療関連のメディアは、多くの人の目に触れるため、集患のチャンスが多数転がっています。また、細かい条件を絞って検索できるため、受診に繋がる確率が高いでしょう。一方で、多数のクリニックが掲載されていることで、競争率は高くなります。
画像や動画がメインのInstagramはクリニックの特徴を視覚でアピールできるため、患者さんの印象に残りやすいメリットがあります。若い世代の検索傾向にも対応でき、ホームページでは届かなかった層に対してリーチできる可能性があります。
クリニックが開催するイベントは、患者さんとの接点やコミュニケーションの機会を作れることから、クリニックの認知度向上や信頼性の獲得につながります。特に、認知度が全くない新規開業において地域に密着したイベントは効果的です。
自院の患者から紹介された人が施術を受けると、紹介した方と新患の両方に特典が付与される紹介制度。身近な人からの推奨は信頼度の高い情報として見られやすく、クリニックに好印象を持つ新患を集められる可能性があります。
雑誌やフリーペーパーにクリニックの情報やコラムを掲載すると、読者に対しクリニックの強みや専門性をアピールできます。ただ、リアルタイムな情報を届けることが難しく、発行部数が効果を左右する可能性があります。
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