こちらでは、医療サイトのドメインを取得する方法やドメイン名を決定するときに注意すべきポイントなどを紹介しています。新規開設予定のクリニックHP制作をこれから始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホームページでよく見かけるアドレスは【https://www.○○○.×××.com/】といったような形になっています。このアドレスの中で「ドメイン」と呼ばれるのは、「○○○.com」の部分です。ドメインにどのような文字列を入れるかは各自の自由ですが、クリニックの公式ホームページのアドレスであれば、ドメインにはクリニック名を入れる方が多く見られます。
また、×××の部分は、ある場合とない場合とがありますが、ホームページ作成サービスを利用してクリニックのホームページを製作する際には、×××の部分があるケースが多いです。ちなみに、この部分のことを「サブドメイン」と言います。サブドメインは、サービス名やプロバイダ名を意味しています。たとえば、サブドメインが「wixsite」となっているアドレスは、ホームページを無料で制作できるWixというサービスを利用しているアドレスであることがわかります。
ドメイン取得のための大まかな流れは、次のとおりです。
トップレベルドメイン(TLD)は、国や地域、組織といった属性を示します。そのため、使用されているトップレベルドメインの種類によって、クリニックのホームページが与えるイメージや信頼性なども変わってきます。また、取得にかかるコストだけでなく、取得した後の維持のためのコストも、種類ごとに異なります。しっかりと検討して選択するようにしましょう。
トップレベルドメインは、「gTLD(generic TLD)」「ccTLD(country code TLD)」のふたつに大きく分けることができます。ちなみに、「.jp」は、国内に住所がある個人や団体のみが選択できる日本のccTLDです。
使用するトップレベルドメインの種類を選んだら、次に、文字列の部分を考えましょう。文字列の部分とは、たとえば【https://www.○○○.×××.com/】というアドレスであれば、「○○○」にあたる部分を指します。文字列を決定する際におさえておきたい主なルールとして、次の2点が挙げられます。
ドメイン名が決定したら、次に、ドメインを取得するための手続きを行います。たいていの場合、取得先は「レンタルサーバー会社」「ドメイン専門会社」のいずれかとなります。また、ドメインを取得する際に必要な情報は、次のように大きく2種類にわけられます。あらかじめ準備をしておきましょう。
ドメイン名をホームページで使用できるようにするためには、ネームサーバーの設定およびネームサーバーへの「DNSレコード」という情報の登録をする必要があります。取得先によって提供される情報を入力するだけで、たいていの場合は両方の作業が完了します。入力方法がわからない場合には、サポートなどに相談しましょう。
クリニックのホームページアドレスのドメイン名については、次のような注意点を踏まえて検討することをおすすめします。
ドメイン名があまりに長すぎると、覚えてもらいにくいアドレスになってしまうため、注意が必要です。ちかごろでは、ホームページを検索する際にはスマートフォンからQRコードを読み込む方法がよく用いられます。そのため、ドメイン名が長くても入力の負担が増すわけではありませんが、やはりおすすめはできません。
クリニック名とまったく関係のないドメイン名にするのも、避けるのが賢明です。ある程度の整合性を持たせることが大切です。また、クリニック名をすべて使うと長くなりすぎる場合には、「clinic」の部分を「cl」の表記にするなどの工夫をするとよいでしょう。
取得済みのドメイン名を変更することはできません。スペルミスなどの有無を、あらかじめしっかりと確認しておくことが大切です。
ドメインの取得にも
対応してくれる制作会社を探そう
ドメインを取得する際には、トップドメインの選択や独自ドメインの決定、さらにサーバーの設定などを行う必要があります。こういった手間にかかる負担を軽減するにためは、ドメインの取得にも対応しているホームページ制作会社を利用することをおすすめします。
当メディアではクリニック専門のホームページ制作会社を厳選して紹介しています。これからホームページ制作を検討される方は、ぜひチェックしてみてください。
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