ここでは、クリニックの紹介制度による集患テクニックの基礎知識や紹介制度で集患する際のメリット・デメリットをご紹介します。
クリニックの紹介制度とは、自院の患者さんがクリニックをまだ利用したことのない人を紹介し、紹介された人が施術を受けると紹介した方と新患の両方に特典が付与される制度のことです。
紹介制度を導入できるのは美容皮膚科や美容外科などの保険適用外の自由診療を中心とする診療科や歯科、整骨院など特定の分野に限られることが多いものの、キャンペーンの一環として紹介制度を活用すれば、集患効果を高める効果を期待できます。
紹介制度の特典内容は、施術料金の割引やポイント付与などが一般的です。例えばある美容クリニックでは、紹介された人が施術を受けると、紹介者と紹介された人の両方にクリニックの施術料金として利用できるポイントが付与されます。
紹介した人と紹介された人が10%オフで施術を受けられる割引特典を用意しているクリニックもあります。
親しい人や信頼できる人からの情報は、信頼性が高いと見られる傾向にあります。身近な人が推奨することによってクリニックに対するポジティブな印象が形成されやすくなり、さらにクリニックの信頼度を高めてくれます。
新規患者にとって、親しい友人や家族からの情報が安心してクリニックを受診できるきっかけとなり、来院につながります。
紹介制度は、既存患者からの口コミ評判や「お得な情報」を介して新しい患者さんを集められるため、他の広告と比べて費用対効果が高い点もメリットのひとつです。
新たに広告を打ち出さなくても既存患者へのSNS配信やメルマガなどでアプローチできます。自然な形で紹介が広まれば、広告コストの削減にもつながるでしょう。
紹介制度を利用した人に対して特典や割引などを提供すれば、リピーターになってくれる可能性が高まります。紹介制度は、既存患者の定着率を向上させたい際にも有効な施策です。
さらに、新たに紹介された人が患者として定着すれば、さらなる新患の紹介も期待できます。集患だけでなく、定着率の向上も目指しているのであれば、紹介制度は有効な施策と言えます。
新規開業のクリニックなど、そもそも新患を紹介してくれる既存患者がいないクリニックの場合、キャンペーンそのものが成立しない点に注意が必要です。
紹介制度は、ある程度集患に成功し、患者が定着してからでないと打ち出せません。新規開業であれば、まずは「開院キャンペーン」など新患を集めるための施策を打ち出すことからはじめましょう。
紹介制度を導入するには、制度をスムーズに運用するための管理システムが必要です。どの患者が誰を紹介してくれたのかを照合する作業や特典の付与には管理に手間や工数がかかります。これらを自動で管理するためのシステムを導入しなくてはなりません。
管理が上手くいかず、不備が発生すると「紹介したのに特典がもらえなかった」などのクレームにつながる場合があります。
既存患者が紹介制度を利用するには、紹介用URLやコードの取得、紹介者へのリンク送信など、紹介する側に複数の工程が必要です。これらの面倒な作業を踏まえてでも紹介したくなるようなメリットや特典を打ち出せるかが成果を左右します。
患者さんが「手間をかけてまで紹介するほどのキャンペーンでもないか」と感じてしまうと、なかなか紹介にはつながりません。
ホームページやSNS、動画コンテンツなど、様々な媒体や広告でクリニックの情報があふれている現代において、身近な人からの経験に基づく紹介は「信頼できる情報」として見てもらえる可能性があります。
紹介制度は、このような情報過多の中でクリニック選びに悩んでいる人を導くのに効果的です。ホームページやSNSの運用と連携すれば、より確度の高い集患ができる可能性もあるでしょう。
ただ、紹介制度は費用対効果は高いものの、管理システムの運用コストはかかります。導入を迷っているなら、運用コストと広告コストを照らし合わせて検討するのがおすすめです。
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