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クリニックのホームページとSNSは連携させたほうが良い?

ホームページよりも広範囲のユーザーに対し、リアルタイムな情報発信ができるSNS。近年は、医療機関においてもホームページとSNSの連携が重視されています。

ここでは、クリニックのホームページとSNSを連携させるメリットを解説しながら、具体的な連携方法や連携時のポイントについてお伝えします。

クリニックのホームページとSNSを連携させるメリット

情報の拡散力が高まる

クリニックのホームページとSNSを連携させると情報の拡散力が高まります。SNSは、情報が短時間で広範囲に拡散される特性があるためです。

ホームページに掲載するだけでは届いていなかった情報も、SNSのシェアやリポスト機能を使えば多くの人に届きます。健康診断や講演会などのイベントをSNSで告知すれば、今までクリニックの存在を知らなかった人が興味を持ってくれるかもしれません。

すると、SNSを目にした人が新たにホームページを訪れてくれる可能性も高まるでしょう。このように、拡散力の向上はホームページとSNS相互の訪問促進につながります。

患者との距離が縮まる

ホームページではクリニックが一方的に情報を発信することしかできませんが、SNSではユーザー、つまり患者さんと双方向なコミュニケーションが可能となります。コメントやメッセージ機能を活用すれば質問や相談にも直接こたえられるようになるため、患者さんとの距離が縮まるでしょう。

SNSで患者の疑問や不安を取り除くことができれば、クリニックに対する印象が良くなり満足度が向上します。そこから新規患者やリピーターの獲得につながる可能性があります。

SEO効果

ホームページとSNSの連携は、SEOにも良い効果をもたらします。SEOには、貼られたリンクの評価がリンク先のページに伝わるという考え方があるからです。

SNSプロフィールや投稿にホームページのリンクを貼れば、コンテンツが多くの人に見られるようになり、結果的にSEO評価が向上します。例えば、院長やスタッフが書いたコラムやブログをクリニックのホームページだけでなくSNSでもシェアすれば、検索エンジンでの評価が向上してホームページへのアクセスが増加する可能性も高まります。

クリニックのホームページとSNSを連携させる際の注意点

情報の質

ホームページと異なり、SNSの投稿には文字数制限があります。長文では伝わることも少ない文字数だとうまく伝わらず、投稿者の意図した通りにユーザーが解釈してくれない可能性があるのです。自動投稿機能を使うと、ホームページでは問題なく表示されていた内容が途中で表示されなくなってしまう可能性もあります。

投稿そのものは手軽に行えますが、注意していないと情報の質が落ちてしまうリスクがあります。

情報の整合性

クリニックのような医療機関の場合、特に気をつけなくてはならないのが情報の整合性です。ホームページとSNSの情報に相違があると、ユーザー(患者)からの信頼を失ってしまいます。特に、ホームページの記事制作やSNSの投稿を外注に依頼しているケースで発生しやすいため、十分に注意しましょう。

ホームページとSNS、どちらの記事もチェックしたうえで慎重に投稿する人員配置や体制づくり、情報発信に対するルールの構築が求められます。

クリニックのホームページとSNSを連携させる方法

ホームページとSNSを連携させる際に重要なのが、相互リンクです。ホームページを訪れた人がSNSへ、SNSを訪れた人がホームページに訪問しやすいように工夫します。具体的な連携方法は以下の通りです。

SNSシェアボタンの設置

SNSシェアボタンとは、記事の上下左右にあるSNSのアイコンです。シェアボタンがあれば、ホームページに掲載した魅力的な記事コンテンツをSNSでシェアできるようになり、拡散力の向上が期待できます。被リンクを獲得するチャンスにもなり、SEO効果が高まる可能性もあります。

自動投稿機能

ホームページで記事を公開する際、ぜひ活用したいのが自動投稿機能です。ホームページ上で新しい記事が投稿されたことをSNSで自動的に宣伝できます。このとき、制限文字数内でいかに記事について訴求できるかがポイントです。

SNSでしっかりと内容が伝わりユーザーの興味を引くことができれば、ホームページへの誘導率がアップします。

ホームページリンクの登録

SNSのプロフィールページには、ホームページのURLリンクを登録しておきましょう。興味のある投稿をしているアカウントを見つけたとき、SNSユーザーはプロフィールページを訪れる傾向にあります。

そこにクリニックのホームページリンクがあれば、訪れてくれる可能性が高まります。

投稿へのリンクの設置

プロフィールページだけでなく、SNSの投稿にホームページリンクを設置するのも効果的です。多くのSNSでは、投稿する記事にリンクを設置することもできます。

SNSの投稿内容にあわせて記事コンテンツや商品・サービスの紹介ページなどのリンクを設置すれば、興味を持ったユーザーがリンクを通じてホームページを訪ねてくれる可能性があります。

埋め込みコードの活用

SNSの埋め込みコードを活用すれば、SNSの投稿をホームページの記事内で紹介することもできます。

埋め込みコードはSNSの投稿画面そのままの見た目で表示されるため、ホームページを訪れたユーザーの目に留まりやすいメリットがあります。ホームページにいながらにしてSNSの投稿内容をチェックできることから、ユーザーの滞在時間が長くなる効果も期待できます。

ホームページとSNSを適切に使い分けることが大切

ホームページとSNSを連携させる際には、それぞれの特性と役割を十分に知っておくことが大切です。

ホームページはクリニックの公式な情報源を発信する役割、SNSは患者との交流やリアルタイムな情報発信を行う役割を持っています。ホームページには診療時間や設備紹介、予約に関する情報などを掲載するのに適していますし、SNSはイベントのお知らせや質問回答など、患者とコミュニケーションをするのに向いているツールです。

相互の役割を上手く使い分けながら連携させることで、コンテンツの強みが最大限に引き出され、より効果的な情報発信が実現します。

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