長い間使い続けているホームページのデザインを変えたい、もっと集患に役立てたい、更新まで手が回らないなど、さまざまな理由からホームページのリニューアルが行われます。こちらの記事では、リニューアルを行うべきタイミングやポイント、制作を依頼する制作会社の選び方などを解説しています。また、実際に対応が可能な制作会社の情報もまとめました。
デザインが古い場合、そのホームページを見た患者は「今も診療を行っているのか」「掲載されている情報は古いものではないのか」など不安を感じやすくなります。クリニックのホームページでは、清潔感や信頼感が第一印象につながっていくことから、見た目が古い場合にはそのまま印象の悪さにつながってしまう可能性があります。
さらに、レイアウトが崩れている・写真が暗い・文字が見にくいなどの状態になっていると、ホームページを読む前に離脱されてしまう原因になります。
現在、ホームページはスマートフォンで閲覧することが主流となっています。そのため、スマートフォンで見づらいと感じるホームページは、患者自身が知りたい情報にたどり着く前に離脱しやすく、予約や問い合わせの機会損失に直結します。
見づらいホームページの例としては、文字が小さい、ボタンが押しにくい、電話や予約導線がわかりにくいといったものが挙げられますので、ホームページを利用する人が迷わず直感的に操作できる画面設計にすることが大切です。
ホームページの掲載情報が、現在の診療内容や強みとずれている場合には、患者にクリニックの魅力を伝えることができません。例えば、新設した診療科目が未掲載、現在は対応していない治療方法が掲載されたままといった状態だと、来院時に不信感を生む原因にもなります。
患者はホームページを見た時に「自分の症状に合っているか」「どんな診療に対応しているのか」を見て判断するため、診療内容を整理し、わかりやすくホームページに示しておくことが大切です。
検索順位やアクセス数が低下傾向にある場合、クリニックのホームページが見つけにくい状態になっており、新規患者の獲得機会を損失している可能性が考えられます。
その原因としてはコンテンツの古さや競合サイトの改善、評価基準の変化などが考えられますが、放置したままだとさらに見つけにくいホームページになってしまう恐れがあります。競合サイトの動向や評価基準の変化に合わせて定期的にホームページの内容を見直すようにするのが重要です。
患者は複数のクリニックを比較する際、診療内容やアクセス、診療時間などを短時間で判断します。見たいと思っている情報が深い階層にあったり、見つけにくかったりすると、早期離脱につながります。このような場合には、トップページや固定ヘッダーから、「初診の方へ」「診療内容」「アクセス」「予約」といった内容にすぐにアクセスできる構成にすることがおすすめです。患者の行動順に情報を並べておくと、受診までの導線がスムーズになります。
診療時間、休診日、アクセス、予約方法は、来院前の患者が知っておきたいと感じる基本的な情報です。これらが見つけにくいと、電話での問い合わせの増加や、そのまま他院に流れてしまう可能性が考えられます。
以上から、すべてのページのフッターや追従ボタンに診療時間や予約導線を表示するようにし、臨時休診に関するお知らせはトップページに掲載して随時更新できるような設計にしておくことがおすすめです。
またアクセスに関しては地図の埋め込みや駐車場の写真を追加する、予約は電話・Web、LINEなど患者の希望に応じて選べるようにして、わかりやすく掲載しておくと、問い合わせや予約につながりやすくなるといったメリットがあります。
「どのような医師が診察や治療を担当するのか」「どんなクリニックなのか」といった点を知りたいと考えている人も多くいます。この点から、医師やスタッフの情報や院内設備の情報を掲載することもポイントです。
医師の情報を掲載する際には、実際の顔写真や診療方針、経歴などをわかりやすく掲載すると、「この医師に診てもらえるんだ」と患者が抱えている不安を払拭できます。また、診療や治療に用いる機器が充実している点についても、院内写真や設備の写真や簡単な説明を添えることがおすすめです。
医療機関のホームページは、原則として広告規制の対象となるため、「医療広告ガイドライン」の順守が義務付けられています。この点から、患者保護の視点が必要となり、集患を重視した過剰なアピールは控えることが大切です。
ホームページのリニューアル時には、誇大表現や他院との比較優良表現、客観性のない体験談、詳細説明のないビフォアアフター写真など、さまざまな点を見直します。また、自由診療を含む治療内容や費用、主なリスクや副作用を正確かつわかりやすく明記することも重要です。
ホームページをリニューアルする際には、既存ページのSEO評価(検索順位)の引き継ぎに注意します。特に、検索流入が多い「診療内容ページ」や「症状別ページ」「アクセスページ」などのURLが変更・削除された場合には、これまでの評価がリセットされてしまい、アクセスが減ってしまうリスクがあります。
もしURLが変わる場合には、「301リダイレクト」を設定して検索エンジンに正しく移行を伝える必要があります。また、タイトルタグや主な見出しのテーマ性も維持することで、これまで積み重ねてきた評価を守りやすくなります。
クリニックのSEOにおいては、「診療科目×地域名」を意識したページ構成とするといったように、診療科目や地域名を意識することが大切です。この部分を実現するには、「1テーマ1ページの原則」に基づいて、診療科目や症状ごとに独立したページを作成することが有効です。
トップページに情報を詰め込まずに、専門的な症状別のページやアクセス案内のページを分割すると、検索エンジンがホームページの内容を理解しやすくなります。また、院内ブログ等を設置し、地域に密着した医療情報の発信を継続していくこともおすすめです。
MEOの観点から、ホームページの内容とGoogleビジネスプロフィールの情報が一致していることは非常に重要なポイントとなってきます。もし情報にずれが生じていると、患者に不信感を与えることに加えて、患者への道案内や予約時に混乱を招きます。この点から、リニューアルを行う場合には、公式サイトに掲載されている情報とGoogleビジネスプロフィールの登録情報にずれが生じないように徹底することが大切です。
リニューアルは、公開して終わりではありません。その後もアクセス解析を確認しながら改善を続けていくことが集患につながっていきます。Googleアナリティクス(GA4)を導入して、アクセス数だけではなく予約ボタンのクリックや電話番号のタップなど「コンバージョン(CV)」の達成率を分析することも重要となってきます。
もし離脱率が高いページがある場合には、コンテンツの内容や導線の見直しを行います。さらにMEOにおいても、検索数や行動数、表示回数などを定期的に確認しながら改善を続けていくことで、集患効果も期待できます。
医療機関のホームページは一般企業のものとは異なり、受診前の患者の不安を和らげる工夫や患者目線を意識した導線設計が欠かせません。この点から、自院と近い診療科での制作実績がある制作会社を選ぶことが望ましいといえます。実際にその制作会社が手がけたホームページを確認し、文字の読みやすさやデザイン、導線の作り方といった細かい部分まで確認することがおすすめです。単に「医療対応」を謳っているかどうかだけではなく、具体的な事例を確認するようにしてください。
クリニックのホームページは、医療広告ガイドラインの対象となることから、誇大表現や比較優良表現を避けるといったように、ガイドラインに沿った制作ができるかも制作会社を選ぶ際の重要なポイントとなります。
また法的なリスクを回避しながら、自院の強みをどのように伝えていくかを提案できるか、症例写真などの適切な掲載方法なども熟知しているかなども確認し、公開前には厳格なチェック体制を用意している会社を選ぶことがおすすめです。
良い制作会社は、デザインを整えるだけではなく、患者の検索行動に基づいた集患戦略も提案できます。例えば、「診療科目×地域名」のように、地域性と診療科目を掛け合わせた検索意図を意識した構成や、症状別ページの充実、予約につながる導線を具体的に設計できるかがポイントとなってきます。
また、SEOやMEOはホームページを公開した後の運用とも関わってくることから、「作って終わり」にするのではなくデータに基づき必要に応じて改善を提案できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
ホームページは、公開後の継続的な運用が集患に大きく関わってきます。そのため、公開後の更新・改善サポートが用意されているかを確認してください。例えば、休診案内や症例追加などの更新作業や、システム保守、アクセス解析レポートの提出など、どこまでの対応が可能かを確認します。クリニックの負担を減らしつつ、長く伴走してくれるパートナーの見極めが重要です。
Method innovationでは、「ホームページリニューアル」に関する依頼が入った場合には、現在のホームページを無料で診断・分析を行います。現在のホームページを運用する中で、欠点や課題の洗い出し、上位表示やアクセス数のアップ・集患につながる方法、周辺医院との比較といったような悩みや困りごとの相談も可能です。また、同社ではリニューアルと同時にリスティング広告の活用による、増患戦略の提案も行っています。
内科・消化器内科のホームページ制作です。トップページでは「どのような診療に対応しているのか」という点がイラスト入りで一目でわかるようになっています。また、診療時間や休診日情報には、どのページを見ていたとしてもすぐにアクセスが可能。さらに、医師の情報も写真入りで掲載されており、どのような診療を得意としているのかがわかりやすく説明されています。
| ホームページ制作 基本プラン |
1,210,000円/15ページまで |
企画考案、WEBデザイン作成、レスポンシブ機能搭載、SEO対策、WEBライティング、写真素材(プロカメラマン撮影) |
|---|---|---|
| オプションプラン | ランディングページ(LP)制作費550,000円~ LP管理費22,000円/年 |
ランディングページの制作、管理 |
| ホームページ保守費用 | 1年契約7,700円/月 |
ームページ管理・ドメイン管理・サーバー管理、Google Analitics設定・Google アップデートチェックなど |
| 問い合わせ先 | 06-6121-6994 |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.method-innovation.co.jp |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階 |
SEO対策プラスを運営する有限会社ビジネススクウェアは、医療コンサルティングを手がけている会社です。これまで、医療の現場や経営に関わってきたさまざまな経験を活かすことによって、患者が求めている情報の傾向を踏まえてサイト設計を行う点が大きな特徴です。医療ガイドラインを遵守しつつ特性や強みを伝えられる、「選ばれるホームページ」の制作を行っています。
ホームページのリニューアルにあたり、年配の患者も快適に利用できるように、文字をやや大きめに設定することと、配色に配慮することで、視認性の高い構成に変更しています。さらに、文字に丸みがあるフォントを使用することで、ホームページ全体のイメージを柔らかな印象としてまとめ、親しみやすさ・優しさを感じられる雰囲気になっています。
| ホームページリニューアル 制作・維持管理プラン |
330,000円 | ページ構成、コンテンツ構成企画提案、パソコン・タブレット・スマートフォン最適化、内部SEO対策、デザイナーによるオリジナルデザイン、CMS(更新機能)導入、Googleビジネスプロフィール初期登録代行 など |
|---|---|---|
| 運営サポートサービス(維持管理費) | 月額11,000円 | 独自ドメイン費用・管理、サーバ費用・管理、月4回までの更新代行、ホームページに関する相談事への対応 など |
| 問い合わせ先 | 06-4704-0061(有限会社ビジネススクウェア) |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.clinic-seoplus.com |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市中央区久太郎町4-2-10 |
これまでに数多くの医院のホームページの作成を経験する中で、「どのようなページや導線が必要なのか」を分析。事例を社内で徹底的に共有し、制作に活かしています。さらに、医療機関のホームページリニューアルにおいては、医師側の負担をできるだけ軽減できるように取り組んでいく点も特徴。医師に確保してもらう時間をおよそ3〜4時間となるように心がけており、納期も2〜3ヶ月を目安として制作を行っています。
消化器内科のクリニックのホームページのリニューアルを手がけています。リニューアル後、関係企業や患者さんから、「以前のホームページよりも見やすくなった」「デザインが洗練された」「サイト内の導線が整理された」といった声が寄せられたとのこと。さらに、他の開業医からの問い合わせも多数寄せられています。
| ホームページ制作価格 | 開院前プレページ:55,000円 ランディングページ(LP):550,000円 LP管理費;年22,000円 |
要問合せ |
|---|---|---|
| ホームページ保守費用 | 1年契約:7,700円 | ホームページ管理・ドメイン管理・サーバー管理、Google Analitics設定・Google アップデートチェック など |
| 問い合わせ先 | 03-6427-9941(株式会社ドクターブリッジ) |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.iryoto.jp |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神南1-4-9 テアトル神南オフィス棟4F |
クリニック専門チームが、戦略の立案からホームページ制作、広告運用に至るまで対応を行うことが可能。Web戦略を包括的にサポートしている点が特徴です。同社は、ブランドの魅力が伝わるホームページ、ユーザーの使いやすさにこだわった、直感的に操作できるホームページの制作を得意としています。また、検索エンジンでの表示順位向上のため、効果的で実践的な施策も提案可能です。
医療現場の写真に洗練された配色を組み合わせることによって、「清潔感」「高性能」「安心感」を伝えるデザインとしている点がポイントです。また、視力の悩みや不便さに共感する設計を行い、「自分ごと化」を促進しています。さらに、ホームページ内に料金や施術内容、術後フォローも明示。ガイドラインに配慮した構成に仕上げられている点も特徴のひとつです。
公式ホームページに記載がありませんでした。
| 問い合わせ先 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://nobu-n.co.jp |
| 本社所在地 | 千葉県柏市泉町6-61 泉ビル 201 |
FAROでは、医師の話を元にしてまずは「ワイヤーフレーム」と呼ばれるホームページの設計図を提出。そこで、FAROの認識に誤りがないか、クリニックのアピールしたい部分が届く内容になっていないか、患者の使いやすさが犠牲になっていないかなど、医師と確認しながら進行していくことにより、院から伝えたいことと患者の知りたいことを伝えるホームページを制作します。
小児耳鼻科にも対応しており、親子で通える耳鼻咽喉科のホームページ作成事例です。子どもも通う病院であることから、さわやかで可愛らしい雰囲気のホームページとなっています。また、問い合わせ用電話番号やアクセス情報、医師の氏名や保有する資格など、患者が知っておきたい情報がトップページに大きく表示されています。
| PCサイト初期制作費 | 330,000円 | PCサイトの制作(15ページ以内) |
|---|---|---|
| スマホサイト基本構築費 | 88,000円 | スマホサイトの制作 |
| スマホページ制作単価 | 8,800円/1ページ | スマホサイト1ページあたりの単価 |
| 問い合わせ先 | 0467-61-2415 |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.faro-co.jp |
| 本社所在地 | 神奈川県鎌倉市材木座6-4-21 |
現行ホームページをすべてリニューアルするプランでは、現状についてヒアリングを行った上でサイトデザインや導線の見直しを実施。必要に応じて新規コンテンツの提案も行います。また、既存デザインは変更せずデバイスの対応を行う「レスポンシブ化」も選択が可能です。PCで表示されているものと同じ内容をスマートフォンに表示させられます。
茨城県にある東取手病院のホームページをリニューアルした事例です。リニューアルにあたっては、医療機関のコンセプトを明確化した点がポイント。制作時における着地点を設けたことにより、リニューアル後はユーザー数・ページビュー数が増加しています。
公式ホームページに記載がありませんでした。
| 問い合わせ先 | 03-4212-6140 |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.medico-consulting.jp |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町2-17 神田神保町ビル8階 |
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